__ニュージーランドや欧米先進諸国では、それぞれの家庭での「手 造りビール」が盛んに行われています。本格的なおいしいビ−ルを自分好みの味で、簡単に造れるからです。それぞれに工夫をこらしておいしいビールを造り、 自分で造った自慢のビールでホームパーティを開くことが、ごく普通に行われています。

__ 世界中で 行われている手造りビ−ルですが、日本でも多くの家庭で手造りビールが楽しまれていて、愛好家も年々増えています。でも、手造りビールの事を知らない人が 多いのが現状です。びっくりするほど簡単においしいビールを造ることができるのに、醸造が身近なものではなかったのには、わけがあります。

__収穫した農作物と醸したお酒を神に捧げることは世界各地で大昔から行われて 来たことです。日本でも古来から米等の収穫とともに酒造りがごく自然に行われていました。しかし、明治時代になり、日露戦争の戦費を調達するため、全ての 酒に税金を課すことを目的に、自家醸造を禁止する法律が制定されました。自家醸造という、私たちの生活に密着していた自然な営みが禁じられ、「酒造り」の 経験をする機会が全く無くなってしまいました。営々と伝えられていた生活の中の酒造りという文化の継承が突然途切れたのです。第二次大戦が終わり、日本は 戦争放棄の国になりましたが、まだこの法律は生きているのです。そのため、日本では酒造りの楽しさや面白さを知るチャンスがなかったのです。

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現在、先進諸国では、日本を除き自家醸造が解禁されています。規制の国日本ですが、日本でも解禁されるのは世界の趨勢であり時間の問題でしょう。

[酒とは1%以上のもの]
酒税法では酒とは1%以上のものと規定しています。1%未満のアルコール含有量であれば酒税法上は酒ではないので、醸造することに問題はありません。

[アルコールの素は糖分]

アルコール発酵により、糖は炭酸ガスとアルコールに分解されます。発酵させる液体の糖度の約半分の度数のアルコールができるのです。糖度10%の液体から 約5%弱のアルコールの酒が造れます。手造りビール原料も同じ理屈です。

[適法なノンアルコールビール]

日本の酒税法に適法な造り方(1%未満のノンアルコールビール)は、液の糖度を低くすればいいのです。つまり、水の量を5倍にし発酵させる液体の糖度が 2%以下となれば、1%未満のアルコールしかできません。これは適法です。

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